Sony Acceleration Platformでは、これまで12年にわたり多くの事業を世に送り出してきました。
そして、事業開発を推進する中で、各フェーズで得た気付きや考え方、気持ちの整理の仕方などを言葉にし、したためてきました。その言葉たちから、毎週ひとつずつピックアップして、皆さまへのメッセージとしてお届けします。


ビジネスや新規事業で直面する課題を解決するには、漠然とした悩みのままにせず、「何が本当の問題なのか」を正確に特定し、自分たちが対処できるサイズに定義し直すことが不可欠です。この「課題発見力」を高めるための確実なアプローチが、日頃からインプットを怠らず、自分の中に知識を蓄積していくことです。
幅広い事例やロジックを自分の頭に蓄えておくと、一見異なる事象に遭遇したときでも「あ、これはあのケースと同じ構造だな」と応用や類推ができるようになります。単に検索して調べるだけでなく、自分自身の知識として血肉化しているからこそ、違和感やリスクに自発的に気づけるようになるのです。
たとえば医療の現場で「正常な状態」を大量に見ることで「異常」を素早く察知できるといったように、質の高い標準や優れた事例を数多く知っておくことも、課題を発見する目を養うことに繋がります。
AIの普及により、誰もが一般的な情報や回答へ即座にアクセスできる時代になりました。だからこそ、AIや他者がまだ気づいていない潜在的な問題を発見・定義する力こそが、人間の持つ最大の付加価値となります。日々の学習で知識の引き出しを増やし、問題発見力を磨き続けていきましょう。

私たちSony Acceleration Platformは、これからもずっと、新しいことに挑戦している皆さまの一番の理解者であり、良きパートナーでありたいと思っています。