Sony Acceleration Platformでは、これまで12年にわたり37の事業を世に送り出してきました。
そして、事業開発を推進する中で、各フェーズで得た気付きや考え方、気持ちの整理の仕方などを言葉にし、したためてきました。その言葉たちから、毎週ひとつずつピックアップして、皆さまへのメッセージとしてお届けします。


新しい事業を立ち上げる際、社内外の他部署やパートナーからの協力は欠かせません。しかし、いざ協力を仰ごうとしても「相手がなかなか動いてくれない……」と悩むことは多いものです。初期のプロジェクトには権限もリソースも限られており、相手が動かないのはある種、自然なことでもあります。
そんな時に大切なのは、相手を「説得」するのではなく、その仕事が相手にとっても「得になる」ように設計することです。
Sony Acceleration Platformがかつて手掛けたスマートロック「Qrio Lock」の初期段階では、他部署のエンジニアに協力を仰ぐ際、それが彼らにとっての「スキルアップや挑戦の場」になるよう動機付けを行い、最終的には40名近いメンバーが自ら参加する体制を築き上げました。
まずは共通の目標を掲げ、このプロジェクトに関わることが相手の将来や組織の評価にどうプラスになるかを提示する。パートナーのメリットを考え抜くことが、相乗効果を生む協創への第一歩となります。

私たちSony Acceleration Platformは、これからもずっと、新しいことに挑戦している皆さまの一番の理解者であり、良きパートナーでありたいと思っています。