Sony Acceleration Platformでは、これまで12年にわたり多くの事業を世に送り出してきました。
そして、事業開発を推進する中で、各フェーズで得た気付きや考え方、気持ちの整理の仕方などを言葉にし、したためてきました。その言葉たちから、毎週ひとつずつピックアップして、皆さまへのメッセージとしてお届けします。


画期的なアイデアを思いついたとき、私たちは「自分だけのひらめきだ」と思いがちですが、同じ情報や環境にいる以上、世界のどこかで誰もが同じことを考えています。
ソニーのファウンダーの一人である盛田昭夫は「アイデアのいい人はたくさんいるが、実行する勇気のある人は少ない」と語り(※)、また、プレイステーションの事業化を成功させ、日本の音楽・ゲーム業界の発展に大きく寄与した実業家・丸山茂雄氏もかつて「デジタル時代は誰もが同じ思考にたどり着く。だからこそ最速で世に出し、実行することに価値がある」と仰っていました。
アイデアを実行・実現する上で重要なポイントは2つあります。
1.「実行できない理由」を潰す:アイデア自体は誰でも思いつきますが、形にできない障害を一つひとつ解消していくことこそが実現への第一歩です。
2.「誰よりも早く」世に出す:同じ発想で他者も動いているため、誰よりも「早く出すこと」そのものに最大の付加価値が生まれます。
生成AIなどの活用案も同様で、「こんな仕組みを作ろう」という発想自体は誰もが思いつきますが、課題を乗り越えて最速で形にできる人はひと握りです。
思考や検索をAIが代替する時代だからこそ、重宝されるのは「課題を泥臭く乗り越え、誰よりも早く実行に移せる人」です。アイデアに満足せず、いかに早く行動し形にするか。この実践とスピード感こそが、ビジネスパーソン最大の強みとなります。
※引用元:『盛田昭夫語録:世界が舞台の永遠青年』(ソニー・マガジンズ ビジネスブック編集部 著)

私たちSony Acceleration Platformは、これからもずっと、新しいことに挑戦している皆さまの一番の理解者であり、良きパートナーでありたいと思っています。