2026.01.05
Challengers ーイノベーションの軌跡ー

太平洋工業株式会社 #02|廃材から生み出す新たな価値 防災マットMATOMAT(後編)

Sony Acceleration Platformでは、大企業の事業開発を中心に、さまざまなプロジェクトを支援しています。
本連載では、新しいアイデアや技術を商品化・サービス化する企業や起業家など、現在進行形で新しい価値を創造している方々の活動をご紹介します。

今回ご紹介するのは、大手自動車部品メーカー太平洋工業株式会社が、新規事業開発プログラムを通じて生み出した防災マット「MATOMAT(マトマット)」です。普段は学校の椅子用のクッション、非常時はマットになるこの製品は、どのようにして生まれたのか。後編では、開発チームが直面した困難を乗り越え、事業拡大を実現するまでの軌跡を追うとともに、新規事業の醍醐味についてお話を伺いました。

太平洋工業株式会社  新規事業推進部 事業戦略G 課長 三鴨 賢一(みかも・けんいち)さん
太平洋工業株式会社  新規事業推進部 事業戦略G 佐野 元紀(さの・もとき)さん
太平洋工業株式会社  新規事業推進部 事業戦略G 洞口 茉弓(ほらぐち・まゆみ)さん

 

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■事業化に向けて立ちはだかった数々の壁

―― MATOMAT(マトマット)の事業アイデアが固まった後、事業化の承認はスムーズでしたか?

三鴨さん: いえ、平坦ではありませんでした。

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、990件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2026年1月末時点)

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