2025.02.19
Challengers ーイノベーションの軌跡ー

ソニーグループ株式会社 #02|愛される事業づくり。「aibo」事業開発編

Sony Acceleration Platformでは、大企業の事業開発を中心に、さまざまなプロジェクトを支援しています。本連載では、新しい商品や技術、サービスアイデアの事業化を行う会社や起業家など、現在進行形で新しい価値を創造している方々の活動をご紹介します。

今回は、2006年の生産終了から復活を遂げ、2018年に新たに生まれ変わったソニーのエンタテインメントロボット「aibo」の開発プロジェクトを全2回にわたってご紹介します。

第2回目となる本記事では、前回の事業立ち上げ編に続き、プロダクト開発から、サービス設計、販売後のユーザーの皆さまとの交流、チームでの夢や目標、そして今後の展望について、プロジェクトをリードしてきたソニーグループ株式会社の伊豆 直之、森田 拓磨、長江 美佳、北村 謙典、三木 仁の5名にインタビューしました。

>>連載第1回 「ソニーグループ株式会社 #01|ロボット事業への再挑戦。「aibo」事業立ち上げ編」

 

ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業開発部門 AIロボティクス設計部 統括部長 伊豆 直之
ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業開発部門 AIロボティクス設計部 担当部長 森田 拓磨
ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業開発部門 事業推進部 プロダクト企画1課 統括課長 長江 美佳
ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業開発部門 AIロボティクス設計部 ロボット制御設計課 北村 謙典
ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業開発部門 AIロボティクス設計部 商品設計課 三木 仁

目に「生命感」を宿すーー共通言語をデザインで表現する

―― aiboのフォルムは、どのように設計していったのでしょうか?

伊豆:ソフトウェア同様「愛情の対象となるロボット」「生命感」「キュン死」の共通言語を軸にハードウェアを設計しています。

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、920件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2025年9月末時点)

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