Sony Acceleration Platformでは、大企業の事業開発を中心に、さまざまなプロジェクトを支援しています。本連載では、新しい商品や技術、サービスアイデアの事業化を行う会社や起業家など、現在進行形で新しい価値を創造している方々の活動をご紹介します。
今回は、金属3Dプリンター事業に新たに取り組む、JFEスチール株式会社のプロジェクトを全3回にわたってご紹介します。
第3回目となる本記事では、新規事業開発の再現性を高める組織づくりについてお伝えします。
>>1記事目:JFEスチール株式会社 #01|「設備産業の病院」へ!顧客視点でアイデアを飛躍
>>2記事目:JFEスチール株式会社 #02|足を運び、アイデア実現のパートナーと出会う

※上記は支援当時。現在は、本社の関連事業部に勤務中。


新規事業開発は、最初の一歩を踏み出せるか
中田:実際、今回のJFEさんの取り組みは、色々と見習うところがありました。大企業の”新規事業あるある”の課題に本当にたくさんぶつかっていただきました。
これまでお話しいただいたことは、バリューチェーンというところにつながると思います。
事業を発案し、まずは実行体制を作っていきましょうとなった際に、