2025.04.16
Challengers ーイノベーションの軌跡ー

JFEスチール株式会社 #03|未来へ。再現性を高める組織を作り、新規事業開発に挑む

Sony Acceleration Platformでは、大企業の事業開発を中心に、さまざまなプロジェクトを支援しています。本連載では、新しい商品や技術、サービスアイデアの事業化を行う会社や起業家など、現在進行形で新しい価値を創造している方々の活動をご紹介します。 

今回は、金属3Dプリンター事業に新たに取り組む、JFEスチール株式会社のプロジェクトを全3回にわたってご紹介します。 
第3回目となる本記事では、新規事業開発の再現性を高める組織づくりについてお伝えします。 

>>1記事目:JFEスチール株式会社 #01|「設備産業の病院」へ!顧客視点でアイデアを飛躍
>>2記事目:JFEスチール株式会社 #02|足を運び、アイデア実現のパートナーと出会う

JFEスチール株式会社 スチール研究所 サステナブルマテリアル研究部 兼 研究企画部 増岡 弘之さん

※上記は支援当時。現在は、本社の関連事業部に勤務中。 

ソニーグループ株式会社 Sony Acceleration Platform アクセラレーター 中田 了(なかた りょう)

 

line

 

新規事業開発は、最初の一歩を踏み出せるか 

中田:実際、今回のJFEさんの取り組みは、色々と見習うところがありました。大企業の”新規事業あるある”の課題に本当にたくさんぶつかっていただきました。 
これまでお話しいただいたことは、バリューチェーンというところにつながると思います。 
事業を発案し、まずは実行体制を作っていきましょうとなった際に、

この記事は会員限定です。
アカウント登録(無料)をして続きをお読みください。

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、920件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2025年9月末時点)

バックナンバー

Challengers ーイノベーションの軌跡ー

ランキング