2025.09.26
Sony Open Innovation Day 2025 開催レポ―ト

【太田 雄貴さん】 Sony Open Innovation Day 2025セッションレポート

2025年7月17日(木)に、事業開発や新しい価値創造に向けたヒントや組織を越えたつながりを提供するイベント「Sony Open Innovation Day 2025」を開催しました。

「人とアイデアが重なり合う1日。ここから社会に新しい感動を。~Beyond the boundaries~」をコンセプトに、ビジネスはもちろん様々なフィールドで感動を生み出し続ける挑戦者やクリエイター、有識者、組織や事業の垣根を越えて活動するバウンダリースパナー(越境者)などが登壇し、新しい価値創造へのヒントや挑戦を後押しする考え方などを発信しました。

現在、本イベントのアーカイブ動画を期間限定で公開しています!

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本記事では、各セッションで登壇ゲストからどんなことが語られたのか、その見どころを凝縮してレポートします!

ゲストセッション:太田 雄貴さん

太田 雄貴さん(国際フェンシング連盟 理事・IOC (国際オリンピック委員会)委員) 

【登壇者プロフィール】
2008年 北京オリンピックフェンシング男子フルーレ個人に出場、日本フェンシング史上初の銀メダルを獲得。2012年 ロンドンオリンピックでは団体で銀メダルを獲得。その後、日本フェンシング協会会長、国際フェンシング連盟副会長などを歴任し、現在は国際オリンピック委員会 (IOC) の選手委員を務めながらフェンシングの普及活動に力を注ぐ。

本セッションのテーマ
「発想力と越境力が実現するベンチャースポーツの普及」


内容を一部ご紹介!

・スポーツ界の常識「メダルを取ればすべてが好転する」が崩れた
オリンピックでメダルを取っても、フェンシングの試合の観客席はガラガラだった…。
メダルと集客は、一定の相関関係があっても、因果関係はない。

・”認知”の上に”人気”を作るのか、”人気”の上に”認知”を作るのか―。
秋元康さんから金言を授かり、リソースがたくさんある領域の戦い方と、弱者の戦い方は違うことを知る。
フェンシングは、マイナー競技でリソースもない。 

・フェンシング大会の改革3年計画開始
試合の構造、ブランディングの方法など、あらゆることを変え、フェンシングを「わかりやすく」することに注力。
ファンエンゲージメントを高める工夫を何でもする!スポーツをエンターテインメントに。

・軸となる部分は、ぶらさない。
あなたにとっての「原体験」・「理念」・「課題」・「軸」は何ですか? 
太田さんにとっての軸は、「アスリートファースト」。選手が輝くために満員の観客の中で試合をさせること。 

・太田さんのビジネスの流儀(質疑応答より)
 ・大事なのは、「大義」と「志」
 ・ビジネスにおいては、「ルールメイク」側にまわることが重要
 ・アイデアは、必ずしも0→1である必要はない。他で得た発想を置き換えてみる。  

 

アーカイブ動画は、期間限定での公開です。ぜひこの機会にご覧ください!

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、910件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2025年8月末時点)

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