2025.06.06
Creative Lounge レポート

『REON POCKET PRO』メディア向け発表会

Sony Acceleration Platformから生まれたREON事業を運営するソニーサーモテクノロジー株式会社は、5月20日(火)にウェアラブルサーモデバイスキット『REON POCKET PRO(レオンポケット プロ)』を発売しました。
本製品の発売にともない、Creative Loungeでメディア向けの発表会が行われました。
今回は、その模様をリポートします!

■『REON POCKET PRO』とは? 

『REON POCKET PRO』は、首元に装着して本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりすることのできる「REON POCKET」シリーズのハイエンドモデルです。

『REON POCKET PRO』
『REON POCKET PRO』

2019年の初代モデルから進化を続けてきた本シリーズですが、『REON POCKET PRO』は従来モデルを大きく上回る冷却性能とビジネスシーンでの使いやすさを実現しています。

今回、「REON POCKET」シリーズで初めて、ふたつの独立したサーモモジュール(DUALサーモモジュール)を搭載し、従来モデルの「REON POCKET 5(RPN-5)」と比べて冷温部の面積が約2倍(※1)に増大しています。DUALサーモモジュールは、それぞれのサーモモジュールが強弱をつけながら交互に駆動し冷却を持続する、新しいメカニズムです。
 

DUALサーモモジュールのイメージ
DUALサーモモジュールのイメージ

また、新開発の放熱ファンを搭載し、バッテリー容量を増加することで、従来比最大約2倍(※2)の吸熱性能と最大約2倍(※3)の駆動時間を実現しています。
加えて、行動や環境に合わせて冷却レベルを自動調整する機能の向上や、静音性や小型化の追求などによって、よりビジネスシーンで使いやすいモデルへと進化しています。

※1 冷温部の面積を比較した場合。
※2 充電池駆動した際における最大冷却レベルでの動作開始60分の平均吸熱量を比較した場合。使用状況、環境により変動します。
※3 COOLレベル1での充電池駆動した際における駆動時間を比較した場合。使用状況、環境により変動します。
 
着用イメージ
着用イメージ

■活気に満ちたメディア向けの発表会 

Creative Loungeで行われた発表会には、多くのメディアが参加していました。
「REON POCKET」シリーズは年々売り上げを伸ばしている人気製品であり、その注目度の高さを改めて実感した会場でした。

ソニーサーモテクノロジー株式会社 代表取締役社長 伊藤健二さん2 ソニーサーモテクノロジー株式会社 代表取締役社長 伊藤健二さん

発表会では、「REON POCKET」シリーズの生みの親である伊藤健二(ソニーサーモテクノロジー株式会社 代表取締役社長)が、「REON POCKET」の開発の経緯や事業の歩み、新製品である『REON POCKET PRO』の機能や特徴について説明しました。

ソニーサーモテクノロジー株式会社 代表取締役社長 伊藤健二さん2
ソニーサーモテクノロジー株式会社 代表取締役社長 伊藤健二

会場には、タッチアンドトライのコーナーだけでなく、普段は見ることができない製品内部のパーツ展示などもあり、参加したメディアが積極的に質問を投げかけたり、体験したりしていました。

『REON POCKET PRO』
『REON POCKET PRO』
新開発の放熱ファンなどのパーツ展示
新開発の放熱ファンなどのパーツ展示
質問するメディアの皆さん
質問するメディア
実際に体験する様子
実際に体験する様子
製品について説明する様子
製品について説明する様子

これから本格的な夏の暑さがやってきます。
少しでも快適に過ごすために、ぜひ一度『REON POCKET PRO』を体感してみてはいかがでしょうか。

『REON POCKET PRO』の詳細については、公式WEBサイトをご覧ください。 

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、850件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2025年4月末時点)

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