Sony Acceleration Platformのアクセラレーターは、新しい価値創造を支援し事業開発を加速するマインドセットとスキルを兼ね備えたプロフェッショナル集団です。それぞれがさまざまな実践経験を通じて学んだ専門的な知識を持ち、多様な分野で事業立ち上げや収益化をサポートしています。
本連載では、Sony Acceleration Platformに所属する多数のアクセラレーターの中から各回1名ずつをピックアップしご紹介いたします。

林原 広実 Hiromi Hayashihara
――担当事例
ソニー内の事業部や、大企業の案件など多数
アクセラレーターインタビュー
――これまでのキャリアを簡単に教えてください。
新卒でコンサルティングファームに入社し、コンサルタントとして、製造業の新規事業開発支援、インドやタイなどへの海外進出支援を経験しました。その後、デザイン思考のプロセスを用いた新規事業開発を行う、デザインコンサルティングファームへ転職しました。デザインリサーチャーとして、ユーザーニーズを起点とした新商品や新サービス開発の支援を国内外の企業へ行ったほか、ファシリテーター資格を取得し、中高生から国内外の新規事業担当者まで幅広い層にデザイン思考ワークショップを実施しました。
その後、ソニーグループ株式会社に入社し、Sony Acceleration Platformでデザインリサーチやアイディエーション支援を担当しています。
――支援するうえで大事にしていることは何ですか?
チームに「新しい視点」をもたらすことを大事にしています。ユーザーのニーズ探索からアイディエーション、ニーズ検証といったフェーズのご支援を担当させていただくことが多いのですが、いずれもデザインリサーチを通じて新たなインサイトやインスピレーションを得ることが大きな価値だと感じています。
「新しい商品やサービスをローンチしたが、ニーズがなかった」ということにならないよう、「外の視点」や「ユーザーの視点」としてプロジェクトをより良い方向に導くサポートを心がけています。
――Sony Acceleration Platformの活動を通して実現したいことはありますか?
デザインリサーチのアプローチを新規事業開発に活かし、人の心を動かす新しいモノ・サービス・体験の創出に貢献したいです。ソニーグループのパーパスのキーワードでもある「感動」を体現する一助になれたらと思います。
また、Sony Acceleration Platform Europe拠点とのコラボレーションを通じて、海外の先進的なアプローチを取り入れた新規事業の立ち上げも実現したいです。
――オフの楽しみを教えてください。
エンタメ全般が大好きで、特にここ数年は好きなアーティストのライブで全国各地を訪れています。一人旅も好きで、長期休みにはフィルムカメラを持って海外に旅立ちます。プライベートでの経験が仕事に活きることも多いので、好奇心に従ってさまざまなことに挑戦することを心がけています。

――最後に一言お願いします。
これまで複数の組織で新規事業のご支援をしてまいりましたが、Sony Acceleration Platformはソニー自らの新規事業創出の実体験に基づくノウハウを活用して支援できることが強みだと感じています。
ぜひ皆様と、「感動」を生む新しい商品やサービスづくりをご一緒できることを楽しみにしております!
※本記事の内容は2025年3月時点のものです。