2022.07.11
新規事業組織の"リアル"大解剖

#05 プロジェクトチームに足りないスキル「法務」「財務・経理」「総務」 1番多いのは?

本連載は企業内新規事業に従事する方にアンケートを行い、 企業内新規事業の"リアル"に迫る企画です。
第5回のテーマは、「プロジェクトチームに足りないスキル ―法務・財務経理・総務編―」。この3つの中で、みなさんどのスキルを欲しているのでしょうか?

(調査概要:2022年4月、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の公式サイトで実施した、企業内新規事業に従事する321名に対するアンケート)

Q. 今の新規事業チームに足りないスキルがある場合、具体的にどのようなスキルですか?(※複数回答可)

法務 46%、財務経理 34%、総務 13%

「法務」が足りないと回答された方が46%でトップ。次いで「財務・経理」が34%、「総務」が13%という結果でした。役職別でみると、部長職で「法務」が足りていないと回答された方は67%で最も多く、「財務・経理が足りていない」も52%と、他の役職と比べて比率が高い傾向にありました。
部長職などマネジメント層になるほど法務や財務などの製品・サービスのリスク管理、コスト管理に関わるスキルのニーズが高く、一般社員と視点が異なるようです。

この他に足りないスキルとしてマネジメント層から挙げられたのは、「CFO機能(経営者・役員)」「事業採算性の予測(部長)」など、数値計画に関する需要も多い結果となりました。

■法務や財務・経理のスキル不足を解決する、SSAPのお勧めサービスメニュー
ビジネス立ち上げ時に必要な管理業務全般を包括的に支援する「経営管理/オペレーション

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、780件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年12月末時点)

バックナンバー

新規事業組織の"リアル"大解剖

ランキング