2026.06.26
Boundary Spanning Service 利用者のリアルな声

高い熱量で「共闘」できる、異業種の事業開発担当者に出会える場所

Sony Acceleration Platformが提供しているビジネスマッチングサービス『Boundary Spanning Service』は、ソニーの多岐にわたるネットワークと精度の高い部署間マッチングにより最適なパートナー探索ができ、事業開発の伴走まで一気通貫でご支援可能なサービスです。 

本連載「Boundary Spanning Service 利用者のリアルな声」では、『Boundary Spanning Service』を実際にご利用いただいている方々に、導入の理由やサービスを通じて実現したいことを伺います。 

新卒で電通に入社。その後コンサルティング会社のマネージャーを経て現職。これまで、メディア/テクノロジー業界や金融機関を中心に、中期経営計画の策定や新規事業開発、M&A・PMI、マーケティングDX等のプロジェクトを牽引。オリグレス参画後は、経営企画や事業開発を推進。 
 

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――株式会社オリグレスでの清水さんの役割を教えてください。

清水さん: 当社は現在、創業6期目を迎えたエンタテインメント(以下、エンタメ)系のスタートアップ企業です。事業領域としては非常に幅広く展開しているのですが、その中心にある領域として「IP(知的財産)×体験」という位置づけをしています。 

具体的には、人気アニメやキャラクターを活用したコラボイベント、体験型の展示会、オリジナルグッズの企画・制作から、それらに付随するチケッティングシステムやECサイトの運営まで、世界中のファンの方々に「リアルな体験」を届けるためのバリューチェーンを構築しています。 

その中で私自身は、取締役COOという立場で動いています。主なミッションとしては、現在4社あるグループ会社間の連携強化や経営管理、そしてオリグレスとしての事業開発やアライアンスの創出です。常に新しいパートナーシップの可能性を模索しながら、事業を推進しています。

―― Boundary Spanning Serviceをお使いいただくことになった理由を教えてください。

清水さん: 知人から紹介されたのがきっかけでした。もともとソニーさんがアクセラレーションプログラムや事業開発の支援にグループ全体で力を入れていることは知っていたので、非常に興味を持ちました。 
導入の最大の狙いは、「自社のネットワークの外側にある出会い」です。当社はエンタメ業界の中であれば、非常に強固なネットワークを持っていますし、様々な繋がりからお声がけをいただく機会も多いです。 
一方で、エンタメとは縁のない「異業種」の企業様や、他社の「事業開発担当者」の方々とは、普通にビジネスをしていてもなかなか接点を持つご縁がありませんでした。そこを打破するための強力なフックとして、Boundary Spanning Serviceが最適だと感じて活用を始めました。 

―― Boundary Spanning Serviceならではのメリットや強みはどこにあると感じられますか。

清水さん: 実際に使わせていただいている中で、大きく2つのメリットを感じています。 
1つ目は、利用者の拡大スピードが非常に早いことです。アクティブな企業様、ご担当者様がどんどん増えているのを肌で感じます。そして2つ目は、新規事業や事業開発に携わっている人にピンポイントで出会えるという点です。一般的なビジネスマッチングサービスの場合、業務委託先の開拓や、自社ソリューションの営業といった「実務に直結する個別の目的」で使われるケースが多く、それらは日々の営業活動において非常に機能しています。 
一方でソニーさんのBoundary Spanning Serviceは、そうした直近の取引先開拓の一歩先にある、「新しいビジネスをゼロから一緒に作りたい」という目的を持った方が集まっている印象です。そのため、初対面から「新しい体験づくり」に向けた一歩踏み込んだディスカッションができる。この、将来に向けた質の高い議論ができる空気感は、Boundary Spanning Serviceならではの大きな強みだと思います。 

――実際にお使いいただき、いかがでしょうか?

清水さん:マッチングが成立するまでのステップはシンプルでスピーディーです。システム内でのメッセージのやり取りを2〜3回程度挟み、お互いにプロフィールを見て「何か一緒にできそうだな」「興味があるな」と確認できたら、「まずはざっくばらんに情報交換をしましょう」と、すぐにミーティングを設定します。 
実際に、このスピード感あるやり取りから、すでにご契約に結びついた事例も生まれています。 

――Boundary Spanning Serviceの中でパートナーを探す際、意識している「コツ」や注目しているポイントはありますか。 

清水さん: 事業開発に対する「温度感」や「本気度」を、プロフィールの書き込み具合から見極めることです。事業開発への熱量は会社や部署によって本当にグラデーションがあります。その中で、ただ登録しているだけでなく、プロフィールがしっかりと、熱量を持って書き込まれている企業様は、マッチングした後の返信も早いですし、本気で動いているケースが圧倒的に多いです。
また、Boundary Spanning Serviceのユニークな仕様として「1つの企業から複数の部署やチームが個別に登録できる」という点がありますよね。当社はグループ会社のアカウントも作成し運用しています。他社様を見たときにも、「この部署のニーズには合わなくても、このプロジェクトになら提案できるかもしれない」という構造が外から見えるので、多角的なアプローチができるのも非常に助かっています。 

―― Boundary Spanning Serviceで実現したいことはなんでしょうか?

清水さん:当社としては、この環境を活かしてさらなる異業種とのアライアンスを加速させたいと考えています。 
「エンタテインメント」と聞くと、エンタメ業界にいない企業様は少し距離を感じてしまうかもしれません。ですが、私たちはエンタメを「生活やビジネスに楽しさを届け、選択肢や多様性を広げるもの」と広く捉えています。どんな業界のビジネスであっても、マーケティングや顧客体験の向上、あるいは新収益の開発などの文脈で、エンタメを掛け合わせることで事業を何倍にも加速させられる余地が絶対にあります。 
アイデアが綺麗に固まっていなくても構いません。「何か面白いことを仕掛けたい」というゼロベースの状態から、一緒に新しい価値を作っていけるようなプレイヤーの方々と、もっと出会っていきたいです。 

―― 最後に、Boundary Spanning Serviceを検討されている方へメッセージをお願いします。

清水さん:私たちは、創業期から「競争より共闘」という言葉を社内でずっと大切にしています。エンタメの世界はトレンドの移り変わりが激しく、時代の波に合わせて自分たちの姿形を変えていかなければ生き残れません。だからこそ、誰かと奪い合う「競争」ではなく、同じビジョンやミッションを掲げて一緒に市場を盛り上げる「共闘」のパートナーシップが必要だと考えています。 
私たちには、エンタメ業界のスタートアップとして、『リスクを自ら取って、誰よりも早く決断し、打席に立って動き出すスピード』だけは、自分たちの武器として負けない自負があります。 
Boundary Spanning Serviceは、そんな私たちと同じような高い熱量を持った事業開発担当者の方々が集まっている、最高に刺激的な場所です。何が生まれるかはまだ分からなくても、一緒にリスクを楽しんで、今までにない新しい体験を社会に仕掛けたいと思っている方。ぜひ私たちと「共闘」しましょう。 

 

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『Boundary Spanning Service』は、申込開始後、大変多くの反響がありました。 
すでにお申し込みいただいた企業の業種・分野については、自動車、商社、航空、金融などの大企業や、AI・メタバース関連のベンチャー企業、エンタメ・金融含むソニーグループ企業など多岐にわたります。 
私たちは、このサービスをきっかけに生まれた組織・企業の連携と、「Sony Acceleration Platform」が12年間の活動の中で培ってきた事業開発の知見やアクセラレーションサービスなどを組み合わせることで、イノベーションの創出を加速させていきます。 

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、1040件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2026年5月末時点)

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