2026.03.18
Boundary Spanning Service 利用者のリアルな声

通常では出会えない現場のキーマンへと繋いでくれる。

Sony Acceleration Platformは、今年1月にビジネスマッチングプラットフォームサービス『Boundary Spanning Service』の提供を開始しました。

このサービスは、事業開発における企業や組織の連携の難しさを解消するために開発したもので、部署単位での登録や、情報の公開範囲を指定することが可能です。

本連載「Boundary Spanning Service 利用者のリアルな声」では、『Boundary Spanning Service』を実際にご利用いただいている方々に、導入の理由やサービスを通じて実現したいことを伺います。 

2022年、国や自治体を主なクライアントとするXR・メタバース領域のコンサルティング会社に参画。トップセールスとして現場で数多く経験する中で、従来型メタバースが抱える構造的な限界を実感。
そうした課題を解決し、業界をリードする株式会社Vのビジョンに強く共感し2024年に参画。現在は同社のセールスマネージャーとして企業・自治体の本質的な価値創出につながるXR活用の推進を担当。
 

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――株式会社Vでの塚野さんの役割を教えてください。

塚野さん: 私たちは、 VRChat領域において国内トップクラスの実績を持ち、IP・行政・企業・教育機関と連携しながら、仮想空間における新しい活用モデルを社会実装している企業です。     私はセールスマネージャー として、Boundary Spanning Serviceを活用したリード獲得から提案、プロジェクトの全体管理を担っています。

弊社の最大の特徴は、メンバーの約7割 をメタバース(VRChat)空間で採用している点です。北は北海道から南は福岡まで、アバターとして会ったメンバーたちが、メタバース上のオフィスに出社して働いています。
メンバーの経歴も非常に多様です。私自身は僧侶の資格を持っていますし、他にもタイのダイビングインストラクター、ロボットエンジニア、元公務員など、バラバラな業界のプロフェッショナルな住民が集まっています。そんな彼らの知見を「ガチャンコ」させてビジネスを形にする、まさに「異能の集団」です。

―― 『Boundary Spanning Service』をお使いいただくことになった理由を教えてください。

塚野さん: 弊社に出資いただいているソニーグループ の担当者の方からご紹介いただいたのがきっかけです。私たちのようなスタートアップにとって、DMなどではどうしても不信感を持たれてしまうなど、担当者まで辿り着くのが非常に難しいため、最初の接点構築は常に課題です。
Boundary Spanning Serviceのお話を伺った際、ソニーさんが運営しているという安心感はもちろんですが、「部署(チーム)単位で登録されている」という点に非常に惹かれました。

―― 「部署単位」であることに、どのようなメリットを感じましたか。

塚野さん: 会社全体へのアプローチだと窓口で止まってしまいますが、Boundary Spanning Serviceは新規事業担当や技術部門など、特定の目的を持った部署が自ら登録しています。
実際、使い始めて驚いたのは、「他のプラットフォームにはいらっしゃらない層 の企業様」と繋がれることです。通常のマッチングサービスには出てこないような大企業の技術系部署や、普段は露出の少ない現場の担当者の方々とダイレクトに接点が持てる。これは、私たちのように新しい技術や手法を提案する企業にとって、非常に大きなアドバンテージになります。

――実際にお使いいただき、いかがでしょうか?

塚野さん:現在、Boundary Spanning Serviceを通じてメッセージをお送りした企業様のうち、約7割から何かしらの形でお返事をいただいています。プロフィールで相手のニーズがわかるので適切なパートナーに早く出会えるからでしょうか。この反応の良さは驚異的だと感じます。
これは、やはり「ソニー」という名前が生む信頼感が大きいと私たちは感じています。マッチング先としてよいのではと思った組織の方は、メッセージを送ると、私たちのプロフィールを見てくださりました。
すでに 受注・案件化して進行しているプロジェクトも複数あります。まずは15分〜30分程度のカジュアルな面談から入り、お互いの課題感を共有する。「それならメタバースでこういうことができますよ」と具体案を提示できる。Boundary Spanning Serviceが入り口になることで、最初のコミュニケーションのハードルがぐっと下がっていると感じます。

―― 『Boundary Spanning Service』で実現したいことはなんでしょうか?

塚野さん:メイン事業である新規事業立ち上げやプロモーションなどの支援はもちろんのこと、たとえば最近では、たとえば私たちが自社で実践している「メタバースを活用した採用」の知見を他企業様にも展開している事例もあります。
いま、若年層の採用に苦労されている企業様は多いですが、メタバースにはITリテラシーが高く、優秀な層が潜んでいます。履歴書を送る前に、まずはアバター同士で10分話してみる。そんな新しい採用の形を、共創パートナーと一緒に作っています。すでに上場企業との実績も出ており、手応えを感じています。
Boundary Spanning Serviceで出会った皆様と、このようにメタバースの空間を利用した、新しいことにどんどん取り組んでいきたいです。

メタバース上の採用面接のイメージ


―― 最後に、Boundary Spanning Serviceを検討されている方へメッセージをお願いします。

塚野さん:人類が次に開拓できるフロンティアは、もう宇宙か仮想空間しか残っていないと私は思っています。
メタバースや仮想空間と聞くと、まだ「何ができるかわからない」と二の足を踏まれる方が多いかもしれませんが、ここは非常にローコストで、かつ無限の可能性を試せる場所です。私たちは「仮想空間という新大陸」を、一緒に面白がって開拓していけるようなパートナーを求めています。まずはライトなディスカッションからで構いません。私たちと一緒に、新しい可能性を探る一歩を踏み出してみませんか。

Boundary Spanning Serviceには、こうした新しい挑戦を「面白そう」と捉えて、一緒に前を向いてくださる方が多く集まっています。
Boundary Spanning Serviceで、皆さんとお話しできることを楽しみにしています。

 

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『Boundary Spanning Service』は、申込開始後、大変多くの反響がありました。
すでにお申し込みいただいた企業の業種・分野については、自動車、商社、航空、金融などの大企業や、AI・メタバース関連のベンチャー企業、エンタメ・金融含むソニーグループ企業など多岐にわたります。
私たちは、このサービスをきっかけに生まれた組織・企業の連携と、「Sony Acceleration Platform」が11年間の活動の中で培ってきた事業開発の知見やアクセラレーションサービスなどを組み合わせることで、イノベーションの創出を加速させたいと考えています。

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、1000件以上の支援を27業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2026年2月末時点)

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