新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
年始にあたり、Sony Acceleration Platform責任者の小田島 伸至より、新年のご挨拶を申し上げます。
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新年あけましておめでとうございます。
昨年、海外を見てまわる中で日本のプレゼンスが低下していること、日本の外で世界は回っていることを実感し危機感を覚えました。昨今、「昭和」は古さを象徴する言葉として使われることが多く、当時の負の側面は改善しなければならないことは間違いないと思いますが、同時に当時はJapan As No1と言われるほど、世界から日本が注目されリスペクトされていた時代でもありました。当時の日本を作っていた方々の書籍を読むと、日本人の目線が非常に高く、真剣に暮らしを良くしようと、世界に入り込み世界に認められようと思っていたことがよく分かります。その真摯さに胸を打たれます。
さて、ここ数年、日本では少子高齢化や気候変動といった以前からの問題に加え、国際情勢不安の高まり、物価高、実質賃金の下落、円安と課題が増えています。今の私達はそれらの問題にまっすぐ向き合って世界を変えようと、イノベーションを起こそうと思えているでしょうか。やり方は新しい価値観や環境に適応しつつも、志は先人と同じレベルで成長に向かって強い意志をもち、新しい価値と時代を創ることへ情熱を燃やし続け、新しい日本を創るときではないでしょうか。
私共は、あらゆる人が才能と強みを発揮することで新しい価値を生み出し、世の中を豊かに、そして自分の心も豊かにできるような社会を創ることを目指していきます。そのために、昨年、より多くの方々と連携しながら、より長期的に事業を共創していけるようにプログラムからプラットフォームへと業態と名称を変えました。
より良い社会を作っていけるよう、多くの皆さまと一緒に情熱をもって積極的にチャレンジしていければと思います。
今年もSony Acceleration Platformをどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年元旦
ソニーグループ株式会社
Business Acceleration and Collaboration部門 部門長
小田島 伸至